AAA鑑定金貨がヘリテイジオークションに出品されていた

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。


米国稀少金貨業界も年が明け、大きなコンベンションが既に始まっている様である。
以前は和田氏も年に数回渡米し、コンベンションに参加していたが、最近は全くそういう話題を聞かない。行けない事情でもあるのだろうか。

コインコンベンションと言えば、世界最大のコインオークション「ヘリテイジオークション」がお馴染みだが、過去の同オークションの落札情報をチェックしていたところ、ロイヤルアート鑑定シール(AAA)の貼付された金貨が出品、落札されているのを発見した(以下、「AAA金貨」と言う)。

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※所有者の特定に繋がる恐れがありますので、一部モザイク処理をしております。

ロイヤルアート鑑定については、Nevadaブログにその定義が記されている。

<ロイヤルアート鑑定識別内容>

AAA級品 : 100%完璧な状態
AA級品  : かなり100%に近い状態でありながら完璧ではないもの
A級品   : 比較的目立つ黒い斑点等が数ケ所に見られるもの(購入対象外)
B級品   : 一般に売られているもので市場の90%以上がこのB級品(標準品)にあたります

http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/2913759.html

 

価格に関しても、次のような説明がある。

彼らは素晴らしい超A級品(AAA級品)には相場の2倍以上で購入を行っており、これらは即、資産家に買い取られていっており、マーケットに出てきません。

http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/2153384.html

 

実際、ほとんどの顧客は「相場(標準品価格)の数倍以上のプレミアを払って購入、それに10〜20%の販売マージンを付加して販売しています」という和田氏の説明を受けて稀少金貨を購入している。 和田氏の説明が真実であるならば、出品されたAAA金貨の落札価格$35,250は標準品価格の数倍の筈である。
そこで、NGC社のサイトでこの金貨の標準品価格を確認したところ、オークション開催当時の価格で約$50,000であった。数倍どころか標準品以下の価格でしか入札されなかったことになる。
念の為申し上げると、稀少金貨オークションでの落札価格は標準品価格を下回るのが通常であり、落札結果自体は順当なものである。和田氏の相場の数倍で購入していたという説明が嘘なのである。

さらに驚きの事実がある。当該オークションではAAA金貨と同一種類・同一グレードの金貨がもう一枚出品されていた。この金貨はCAC認証を受けていないので、スペック的にはAAA金貨と全く同じであり、外観(EYE-APPEAL)での勝負となった訳だが、なんとAAA金貨の方が落札価格で負けているのである。

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以上の事実に対して、和田氏はどう説明するのであろうか。先日、何の告知もなくこっそりオープンしたレアコインギャラリーのサイトでは、ロイヤルアート鑑定自体存在しなかった扱いのようだが、過去十数年に亘りMQ(ミュージアムクオリティ)やAAA等、虚構の”最高級品”で巨額の利益を得たことは明らかであり、顧客に対して何らかの説明責任を果たすべきなのではないか。

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