アンモライトとは

※この記事は2015年に公開した記事に加筆修正したものです。

皆様はアンモライトのことをどのくらい御存知でしょうか。もし、アンモライトに興味がある、購入してみたいとお考えでしたら、価格の高い安いに関わらず、先ずはアンモライトの事をよく知るべきでしょう。なんだかよく分からないまま、販売者のセールストークを鵜呑みにすることが如何に危険であるか、このサイトを御覧の方はよく承知されていると思います。
一般に知られているアンモナイトは、世界のいたる所にありますが、アンモライトはカナダアルバータ州やアメリカモンタナ州、ユタ州のベアポウ層と呼ばれる場所からのみジェムグレードのものが採掘されています。 ただし、グレードの高いアンモライトが採掘されるのはアルバータ州のみです。

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Wikipediaより。水色の部分がベアポウ層。

アンモライトはコーライト社が世界で唯一、採掘・加工作業を行い、独占的に販売をしていると理解している方が多いと思います。ギャラリープレシャスオンラインショップの商品説明にも”産出される場所は、カナダのアルバータ州にありますコーライト社所有のたった一つの小さい鉱山からでしかありません”と書かれています。

結論から言うとこの説明は誤りです。アンモライトはカナディアンロッキーの山脈に沿った地域で、ネイティブアメリカン(先住民)によって発見されました。そして現在に至るまで、アンモライトが眠る鉱山の多くを所有するのはネイティブアメリカンであり、コーライト社を含めた採掘業者や個人(アンモライトハンター)が鉱山を採掘させて貰い、加工販売しているのです。
※日本の販売業者の中には現地の鉱山をリースし、自社で採掘しているかのような宣伝をしているところがありますが、現時点でそのような採掘許可を与えている鉱山は存在しないとの事です。

コーライト社は、自社で採掘している鉱山以外に上記のような先住民の鉱山から産出されるアンモライトも加工・販売しております。最近は自社鉱山以外で採掘されるアンモライトに高品質なものが多いそうです。
先住民の鉱山で採掘されたアンモライトは、他の業者も加工・販売していますから、コーライト社以外のアンモライトは品質が著しく劣るというギャラリープレシャスの説明は完全に誤りということになります。

また、ギャラリープレシャスのサイトやNEVADAブログには、次のような説明がありました。

ギャラリープレシャス社HPより(現在は削除)

2015年1月8日付NEVADAブログ

2015年1月8日付NEVADAブログ


アンモライトの採掘には多くの業者や個人が参加しており、コーライト社が唯一の政府から認可を受けた採掘事業者ではありません。ですから、コーライト社の証明番号がないとカナダ政府から正式な輸出許可が下りないというのは、あり得ない話なのです。
そもそも、輸出証明云々というのは完全体(アンモナイトの形状が残っている)の話です。しかも地元ネイティブアメリカンから直接購入する場合は、その許可自体が不要です。

購入者からの情報によると、ギャラリープレシャスから購入したコーライト社のアンモライトルースやアクセサリーにカナダ政府の輸出証明書は同梱されていない様です。アンモライトルースやジュエリーの海外取引に輸出証明は不要というのが執筆者の見解ですが、気になる方は念のため、輸出証明書を送るようギャラリープレシャスへ請求されてみてはいかがでしょうか。

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